XhdlEAU BSPss
- Hiring from
- Japan
- Work type
- Hybrid
- Posted
- Sep 28, 2026
▼仕事内容
■ 募集背景
Mantraは「世界の言葉でマンガを届ける」をミッションに、マンガをはじめとするエンタメをAIで翻訳する技術を開発しています。ここ数年、大規模言語モデル(LLM)をはじめとする技術の急速な発展によって、機械翻訳の精度も飛躍的に向上しました。これまでは技術的な限界で不可能だったあらゆることができるようになり、技術が生み出せる価値は拡がり続けています。
しかし、この技術進歩をエンタメ領域での価値につなげるのは簡単ではありません。最新の研究成果をただ適用するだけではうまくいかず、一方でこれまでの手法を改善し続けるだけでも不十分です。最先端の研究にキャッチアップした上で、それらをドメインに特化した形で手法を再設計するといったことを繰り返す必要があります。また、エンタメ特有の未知の課題にチャレンジすることも求められとても難易度が高いです。
エンタメから言語の壁をなくすために、この挑戦に一緒に取り組んでいただける方を募集しています。
■ 仕事内容
マンガなどのエンタメの翻訳に関連する研究開発を行います。翻訳の精度改善や翻訳ワークフローを効率化する技術の開発が主なミッションになります。マンガの翻訳ではテキストの機械翻訳だけではなく、マンガ画像の理解(OCRやキャラクター認識)や画像の編集(文字消去やスタイル生成)も必要になります。そのため、言語と画像によるマルチモーダルの理解・生成に関わるあらゆる課題に取り組みます。
■ 現在直面している主な問題
①機械翻訳:マンガなど物語の機械翻訳では、一般的なビジネス文書の機械翻訳と異なり、ただ意味が伝わるだけでは不十分で、読んで面白い文章を生成する必要があります。これはマンガのセリフとしての「流暢性」が必要で、既存のLLMをそのまま使うだけではうまくいきません。また、精度を改善していくためには精度を評価できることが極めて重要ですが、物語における流暢性をどう評価するか、というのもまだあまり取り組まれていない難しい問題です。これに加え、ストーリーや登場人物などの文脈の考慮、画像情報を考慮したマルチモーダルな翻訳、その国の文化を踏まえた適切なローカライズなど、マンガ翻訳特有の様々な問題があります。
②画像処理:マンガで翻訳する必要がある文字は、吹き出しの中の文字だけではなく、背景の効果音(オノマトペ)や、絵の中の文字(看板など)も含まれます。これらの文字では、認識が難しいことに加えて、翻訳の際には元の文字を消去して背景を適切に補完し、かつ元の文字のスタイルとマッチしたテキストを生成する必要があります。近年、拡散モデルにより画像生成技術は進歩していますが、トーンがうまく復元できない、マンガの絵が崩れてしまうなど、マンガ特有の難しい課題が数多くあります。
■ 研究課題の例
- マンガ対訳データによるオープンソースLLMの学習
- 過去の修正履歴を活用した、翻訳精度の改善
- エンタメ機械翻訳の自動評価手法
- マルチモーダル情報を使ったセリフの話者推定([ACMMM2024に採択](https://arxiv.org/abs/2404.13993))
- 手書き文字や効果音などの文字認識
- Stable Diffusionなどの拡散モデルを使用した文字消去・背景補完
- テキストスタイルの推定および適切なレイアウトでの生成
- 対訳データの学習に基づく自動組版
▼必須スキル/経験
- 自然言語処理または画像認識分野における研究開発経験
- 機械学習分野での修士・博士卒、もしくは実務経験2年以上
- 研究計画を立案し、査読付き論文に通す(もしくはそれに準ずる)研究を遂行した経験
- 機械学習のモデル学習およびタスクの精度改善を実施した経験
- 英語論文の調査経験
- 非日本語話者と最低限の意思疎通が可能なレベルの英語力
▼歓迎スキル/経験
- 自然言語処理・画像処理分野の専門知識
- 大規模言語モデル・拡散モデルなどの先端技術を用いた開発経験
- 機械学習分野の国際会議・ジャーナルにおける第一著者での論文採択経験
- 機械学習エンジニアとしての実務経験
- 機械学習PoCなどのプロジェクト管理・進行経験
- Webサービス等のアプリケーション開発経験
▼求める人物像
- 継続的な学習が習慣になっている
- 仮説思考で物事を捉え、その検証を厭わない
- 自身と異なる専門性やバックグラウンドを持つ人とのコミュニケーションを楽しめる
- オーナーシップを持って主体的に開発を進めることができる
- Mantraの事業領域(マンガ, 言語, 機械学習)に強い関心がある
▼仕事の魅力
■ サービスについて
研究開発の成果は「Mantra Engine」をはじめとする弊社サービスへ組み込まれます。
また、出版社などとのエンタメ×AIのプロジェクト(PoCなど)も多数行っています。
【Mantra Engine】
Mantra Engineは、ブラウザ上でマンガ翻訳に関する全ての作業を完結させるマンガ専用のクラウド翻訳サービスです。OCR、機械翻訳、画像編集などの機械学習技術を活用することで、従来の翻訳ワークフローの圧倒的な効率化を実現しています。SaaSとしてのサービス提供だけでなく、出版社の多言語同時配信の支援を行ったり、配信プラットフォームとの連携を通して、マンガの海外展開をあらゆる手段で加速し、世界にマンガを届ける基盤となるプロダクトを目指しています。
【そのほかのプロジェクト】
出版社など事業会社とのプロジェクトが多数あり、マンガだけでなく小説やゲームといった他のドメインのプロジェクトも行っています。以下はプロジェクトの一例です。
- ゲーム翻訳への機械翻訳導入の検証
- マンガアプリ閲覧データとコンテンツの内容の関連性分析
- ポストエディットによる小説翻訳の効率化
▼開発環境
■ チーム
現在のMantra Engineのエンジニアチームは以下のような構成です。
フルタイム:
- Webエンジニア 1名
- 研究開発 1名 (CTO)
パートタイム:
- Webエンジニア 3名
- 研究開発 6名
研究開発については、現在、パートタイムのメンバーがそれぞれ1つのプロジェクトやモジュールを担当し、CTOと毎週ミーティングを行いながら進めています。今後、研究開発をさらに加速するために、フルタイムで参画していただける方を募集しています。
フルタイムで入社いただいた場合、CTOとともに全体の研究計画を立案し、各課題の解決を自らリードすると同時に、パートタイムのメンバーと連携して研究を進めていただきます。パートタイムのメンバーは、企業のMLエンジニア、ポスドク、博士課程の学生、大学教員など、様々なバックグラウンドを持つ人が集まっています。
実際にプロダクトに組み込めるような成果が出た場合、Webエンジニアと連携してプロダクトに反映します。またMantra Engineのビジネスサイドは、事業責任者と翻訳ディレクター兼営業の2名で、研究開発の方向性はビジネス側とも連携しながら決定します。メンバーは年代やバックグラウンドも様々ですが、少人数のチームというのもあり、職種の垣根なく気軽にコミュニケーションが取れる良い雰囲気です。週3日出社・週2日リモートのハイブリッドなので、出社時にはコミュニケーションを密にとり、リモート時には集中する時間を確保できます。
■ 開発環境
モバイルアプリ︓Swift・Flutter
バックエンド︓Python(Django), AWS
Web エンジニア︓Python(Django), Typescript(Vue3), GraphQL, AWS
機械学習︓Python
▼雇用形態
正社員(期間の定め:無)
▼試用期間
あり:3ヶ月(期間中の条件変更なし)
▼給与
年俸 6,000,000円 ~ 10,000,000円
▼年収下限(万円)
600
▼年収上限(万円)
1000
▼勤務地
当社オフィス
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル 2F
※テレワーク制度あり
【就業場所の変更範囲】
直近で予定はありませんが、将来的なオフィス移転等で変更になる場合があります
▼勤務時間
フレックスタイム制(1 日の標準労働時間:8 時
間)
・コアタイムなし
▼休憩時間
60分
▼時間外労働
あり(月30 時間以内)
▼休日・有給休暇・特別休暇
年間休日123日
完全週休2日制
夏季休暇
年末年始休暇
産前産後休暇
育児休暇
有給休暇
▼福利厚生
育児休業制度、ノートPC貸与
▼諸手当
通勤手当(会社規定に基づき実費を支給)
▼加入保険
社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
▼就業場所における受動喫煙を防止するための措置
屋内禁煙
▼面接・選考プロセス
- カジュアル面談:エンジニア
‐ コーディング面接
- プレゼン課題(事前をプレゼン課題をお伝えしますので、面接で発表してもらいます)
- 最終面接:CEO/組織、カルチャーフィットを確認します
- 条件面談
▼その他
■「PIVOT」で取り上げられました(27:23~):https://www.youtube.com/watch?v=e6xYE5xiuIA
■ ユーザー理解できている“つもり”をどう脱却した?【小城久美子×Mantra山中武×Mantra保田和彦】:https://type.jp/et/feature/23593/
■ Mantra Engineのデモ動画:https://www.youtube.com/watch?v=X3gRg6pOXBw
■ 出版社の多言語同時配信の支援:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000059295.html
■ 配信プラットフォームとの連携の事例:https://min-hon.net/